一般社団法人 高知県測量設計業協会
会長 右城 猛
ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。第11代の会長に就任いたしました右城 猛でございます。
私たちの協会は、昭和50(1975)年12月1日に11社の会員によって設立されました。高知県における測量設計業の健全な発展向上を図り、その適切なる活用によって国土に関連する各種の調査、企画開発、保全建設及び利用の成果を高め、もって産業の発展、行政の効率化並びに国民生活の向上に寄与することを目的として運営を行っております。
現在では、会員数27社を有する業界団体に成長いたしました。これもひとえに関係各位のご指導ご鞭撻のお陰であります。心より厚く感謝申し上げます。
令和6(2024)年1月には能登半島でマグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生し、関連死を含めると400名を超える死者が出ました。8月には日向灘で地震があり、初めて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令されました。日本列島は地殻変動で地震が多発しており、南海トラフ地震の脅威が切迫しています。
また夏には、線状降水帯による水災害が全国各地で発生しました。7月には松山城の斜面が崩壊し、3名が亡くなりました。気候変動によって災害は激甚化・頻発化しています。
そうした中で、社会インフラの老朽化が進んでいます。安全・安心に生活できる高知県を守る上で、私たちの協会の果たすべき役割は益々高まっています。
一方、高知県では全国に先駆けて高齢化と人口減少が進んでいます。私たちの協会においても人材の確保と育成、生産性の向上が喫緊の重要課題となっています。
私たちの協会では、ICTやAIを活用したDXを推進し、測量設計業務処理の高度化と効率化による生産性向上に鋭意努めております。また、若い世代の育成にも注力し、次世代を担う人材の育成を通じて、地域の未来を支えていきたいと考えております。
皆様のご支援とご協力を賜りながら、協会一丸となって、より良い地域社会の構築に努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和6年12月10日